マスターコンサルタントアカデミーが開校しました【第一期生】2024年度4月生
（マスターコンサルタントアカデミー）

=＜はじめに＞=
10年から15年毎に行われるマンション大規模修繕工事が増大し、そのハード面、ソフト面の問題点が明確化してきている業界を
底上げするべく、これまで数年に渡り構想を重ねてきた「MCAマスターコンサルタントアカデミー」が2024年4月より開校しました。

MCA正会員「株式会社アクロス　下門杉廣 代表取締役」がアカデミー学長として牽引するマスターコンサルタントアカデミーとは、
MCAが掲げる7つの事業目的の中の「マンション改修設計コンサルタント業務に関する教育及び資格者の認定」の軌道上にあり、
次世代のマンション改修を担うコンサルタントを育成するための講習で、マンション改修に携わる者としてのＭＣＡ基本概論や合意
形成、建物調査診断、改修設計、施工会社の選定補助、工事監理の基本的業務以外に長期修繕計画作成、設備系改修設計、建て替え、
耐震診断、区分所有法、改修関連法規など多岐に横断したカリキュラムの学び舎であり、近い将来に業界を担う中堅コンサルタントが
ステップアップするためのスクーリング形式のアカデミーです。

この講習は当４月の東京のほかに、６月に福岡、９月に大阪、12月の東京の各会場で実施し、翌年明けの２月に修了考査を行います。
通年計７日間で必須科目の75単位、選択科目の18単位を取得し、修了考査に合格した者に卒業証書が授与されますが、単位に満たない
受講者は修了考査を受講することができず、次年度以降に不足分を修得してからでないと、修了考査を受講する資格を得ることが
できません。もちろん修了考査に合格しない場合は卒業証書も授与されません。
全ての課程を終えた受講者はマスターコンサルタントアカデミーの卒業生として認定登録され、以後MCAのバックアップを受けながら、
コンサルタント実務の研鑽を積むことができます。

～2024年度4月生として26名の方々が入学され、4/11～12の2日間で以下のカリキュラムを受講されました～
「４月講座の概要(抜粋)」
＿＿・ＭＣＡ基本概論（120分）
＿＿・マンション改修概論（120分）
＿＿・大規模修繕工事施工管理（105分）
＿＿・業務進行／会議運営（90分）
＿＿・業務上の遵守義務（75分）
＿＿・区分所有法、標準管理規約解説（60分）
＿＿・耐震改修関連の補助金（60分）
＿＿・ＣＡＤ作図講習（120分）
＿＿・デザイン実務講習（120分）
＿＿（※講師は内外の専門家の方々にも担って頂いています。）

アカデミー入学式 下門学長式辞

「基礎知識をしっかりと身に着け、改修設計の将来を担うという心づもりで学んで欲しいです。
＿また、他企業の人と共に学ぶことで横の連携も強化し、業界全体の発展にも寄与してもらいたいです。」

アカデミー入学式 岡理事長祝辞

「管理組合の利益を守ることがコンサルタントの使命であり、そのための学びを得てほしいです」

篠原弁護士講義

水谷マンション管理士講義